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京都女子大学 大橋奈希左先生『親子触れ合い遊び&絵本』

京都女子大学 大橋奈希左先生『親子触れ合い遊び&絵本』

京都女子大学 大橋奈希左先生が、各クラスの参観日で楽しい遊びを教えてくださったり、絵本の読み聞かせをしてくださいました♪

以下、大橋先生よりメッセージをいただきましたのでご紹介します。

 

【10月15日(水)年少組参観日】

まず、おうちの方と子どものペアで、自作の手遊び「どんぐりコロコロ」をしてみました。

「ホウ!」のところで、だんだん仲良くなっていくのですが、今回は、お家の方と一緒で

最初から子ども達の笑顔が満開になりました。

その後は、「ピーッタンコ」にTRY!ゼミ生の見本を見せながら、「おてて」⇒「せなか」・・・

と進んでいったのですが、「あたまー」と子ども達からリクエストがあり、予定以上の部位を

お家の方とピッタンコ。みんな上手で素敵でした。

ピッタンコした状態で絵本『あなたのすてきなところはね』を読みました。

お家に帰ってからも、もっともっと「すてきなところ」を聞いてみたり、お家の方のすてきな

ところを伝えたり、してみてくださいね。

【10月21日(火)年中組参観日】

まず、グーチョキパーで何つくろう?をやってみました。ゼミ生達の見本を一緒に楽しんで

から、子ども達にも何ができるか考えてもらってやってみました。

グーとチョキとパー、3つしかないのに、いろいろなものができあがります!もっともっと

探してみて下さい。

その後、「新聞じゃんけん」をしました。ゼミ生と子どもがじゃんけんして、負けたら1回

ごとに新聞を折りたたんでいく・・・その新聞にお家の方と一緒にのれるかなー?

人数が多かったので、ちょっとじゃんけんの勝ち負けがわかりづらかったかもしれません。

また、お家で、親子対決や兄弟姉妹対決でやってみてください。

最後に、絵本『あなたのなまえを』を読みました。みんなとっても素敵なお名前の子ども

達。帰ったら、おうちの方がどんな願いをもってお名前を考えてくれたのか?是非聞い

てほしいなと思って、本を選びました。

【10月29日(水)年長組参観日】

はじめに、「はい、いは」という手遊びをしました。小学生でもちょっと難しい・・・でも

年長さんだからできるかな?と選んだのですが、みんなできていました。すばらしい!

交互に手をグーにして、上に行ったり、下に行ったり・・・。「ドン!」で反応するのが、

楽しい遊びです。今回はお家の方と楽しんだのですが、また子ども達同士でもやってみ

てください。

その後「プリン」という遊びをしました。はやい者勝ちでものを取る競争遊びですが、

今回はスカーフをリボン結びしたものを準備しました。お家の方と勝負!!

ゼミ生達が次々に美味しいものの名前を言い、そのたびに頭文字を言いながら手を挙げる。

「おにぎり」・「おー」、「ピザ」・「ピー」、「いちご」・「いー」のように・・・。「プリン」で

パッとリボンを取る。取った子ども達の誇らしそうな笑顔が印象に残りました。

最後に絵本『おかあさんはね』を読みました。「わらっていられますように」「ことばに

できないくらいのわくわくにであえますように」…子どものために願うことが次々に

出てくるこの絵本。私も2人の子どもを育てる中で、何度も何度も一緒に読みました。

「だいじょうぶ だいじょうぶ しっぱいしたら もういちど がんばれば いい」

「だいじょうぶ だいじょうぶ むつかしいことも いつか へっちゃらに なるから」

来年度は一年生。ゆっくり、じっくり、素敵な人になってくださいね。いつも応援しています。

 

 

結びに:今回、年少、年中、年長とお伺いできたゼミ生は、子ども達の成長を感じていました。

年少さんはお家の方がいらっしゃると、ピーッタンコ以外もずっと一緒にいるのが幸せそう・・・

年中さんになると、子ども達同士でたくさんコミュニケーション、ときどきお家の方に「みてて」と。

そして、ゼミ生もはじめてのときは、「??」となった「はい、いは」ゲームをお家の方と楽しめ

ていた年長さん。毎日、毎日、「はじめて」に出会って、できたり、わかったりする子ども達。

小学生になったら、もっと一緒でない時間が増えるのかもしれません。

子ども達の「今・ここ」を一緒に楽しんで、大切な思い出をたくさんつくってください。

松田先生から、「運動遊びに来て下さい」とお電話をいただいてから、ゼミ生とお伺するようになり、

ゼミ生も私も多くの気づきと学びをいただいています。

今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

京都女子大学 大橋奈希左