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京都女子大学 大橋奈希左先生『運動遊び』

京都女子大学 大橋奈希左先生『運動遊び』

6月10日(火)、年中組が京都女子大学 大橋奈希左先生と学生さんと一緒に、“大縄跳び”“ダンス”をして遊びました!

以下、大橋先生よりメッセージをいただきました。

 

本日実践した遊びについて
①大縄
年中さんであったこともあり、「縄に慣れる」をテーマにしました。
余裕をもってまたいだり、跳んだりできる置いてある縄から、「蛇」になったり、「波」になったり、試してみました。波をお友達と一緒に繰り返し跳ぶことができていて、素敵でした。蛇や波を両方向から行き来する課題にしたことには、縄が回ったとき、方向性を見ることができるようになる小学生までに、いろいろな体験をしておいてほしいという願いがありました。お友達とぶつかってしまった経験も両方向から入る体験でなければ、起こらないことでした・・・。最後に通り抜けをしました。子ども達が一生懸命タイミングをはかっている姿が印象的でした。今日、なかなかうまく通り抜けられなかった子どもにこそ、また何回も機会をプレゼントしたいと考えます。うまくいかない体験の積み重ねが「できた!」につながり、「いつでもできる」になっていきます。すぐにできる子どもも、ゆっくり時間をかけて「できた!」を味わう子どもも、みんな豊かな運動体験を積み重ねていってほしいと思っています。
②Bring  Bang Bang Bornサビの前後のダンス
今年度、附属小学校の運動会支援で曲を提案するときにも、候補に入れていたのですが、子ども達に提案するのにあまり好ましくない歌詞かな?と感じる部分があり、他の曲を提案しました。今回は、幼稚園ということで、サビと前後の楽しいところだけ、使用して、学生達が考えてくれました。どのくらいの難しさと変化なら覚えられるかな?と何度もやってみていた学生の姿も印象に残っています。わかりやすく、飽きない程度に繰り返しも入れて構成できていたので、すぐに覚えて動くことができていてよかったです。子ども達ノリノリで踊っていて、最後のポーズもかわいくて個性が輝いていて、見ている方が癒されて帰って参りました。
今回は、どのくらい子ども達動けるかな?と学生達はいろいろな可能性を吟味してくれていましたが、次回はきっと、今日の子ども達の姿を思い出しながら、計画してくれると思います。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
京都女子大学 大橋奈希左