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京都女子大学 坂井武司先生『パターンを使ったヘビ制作・シンガポール園との交流会』

京都女子大学 坂井武司先生『パターンを使ったヘビ制作・シンガポール園との交流会』

1月14日、年中組・年長組が京都女子大学 坂井武司先生と一緒に、観察と想像から、パターンを使って今年の干支『ヘビ』を制作しました。

十二支の絵本を見た後、様々な色や模様の紙を用い、二人一組で相談しながら、パターンになるように輪つなぎでヘビの体を作っていきました。パターンを作るのが難しいチームには保育者の援助も入り、みんな楽しんでパターンを探していました!

ABAB・・・、ABCDDCBA・・、AABBCCDD・・、と様々なパターンを見つけることができ、出来上がった後には、他のチームのものを見て、そのパターンを口に出して楽しむ様子も見ることが出来ました☆最後には、ヘビの頭としっぽを画用紙で切り貼りしました。

 

 

1月23日には、シンガポールのテマセク幼稚園とのオンライン交流会がありました。大学の教室を使わせていただき、画面を通してテマセク幼稚園の園児さんや先生と触れ合いました。

お互いの園紹介、お正月旧正月の紹介を動画やスライドで見合ったり、お互いの国の干支をゲーム形式で確認し合うなどをして、干支が日本と少し違うことに驚いたり面白く感じたりしたようです♪

その後シンガポールのダンスを披露してもらった後、日本からはお正月の歌やお正月遊びの紹介をしました。日本の福笑いやコマまわしを喜んでくださったようです♡

最後には、きらきら星の英語バージョン、日本語バージョンをお互い振り付きで発表しました♪

お互いの国のことを知り、同じところ違うところに気付き、他の国、地域、文化への興味を深めるきっかけとなる素敵な交流会となりました☆

 

保育後には、職員同士で活動の振り返りやお互いの園、保育への質問などをしながら保育研究を行いました。

日本で先に行ったヘビの制作は、旧正月を迎えるシンガポールの園でも今後、取り組まれる予定です。その取り組みがどのようなものになったのか、また意見交換をする場を設ける予定です。職員にとっても学びを深める良い機会となりました。

 

 

 

テマセク幼稚園のドリス先生より、今回の保育交流を受けてメッセージをいただきました。

 

『子どもたちが交流会を大いに楽しんだことをお伝え出来ることを嬉しく思います。特にゲームと美味しそうな日本食に魅了されたようです。日本の歌は嬉しいサプライズでしたし、目隠しをして絵を描くゲーム(福笑い)は、子どもたちの笑いを誘いました。今、子どもたちはラーニングセンターに福笑いを設置するよう担任の先生にリクエストしています。

十二支による文化の違いの探求は、子どもたちの好奇心と興味をかきたてました。このような素晴らしいアイディアのおかげで、このようなことが可能になりました。今後の交流も楽しみにしています。』

今後もお互いの文化交流、意見交換、保育研究を進めていきたいと思います。

テマセク幼稚園の先生方、園児の皆さん、間に入っていただき通訳などもしてくださった京都女子大学坂井先生、ありがとうございました。

 

※1月28日の京都新聞 市民版に交流会の様子が掲載されています!!