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京都女子大学大橋奈希左先生「運動遊び」

京都女子大学大橋奈希左先生「運動遊び」

京都女子大学発達教育学部 大橋奈希左先生と大学生のお姉さんが、年中組さんと運動遊びをしてくださいました。

大橋先生からメッセージをいただきました。

 

2023年5月8日 発達教育学部 大橋奈希左

連休明けの今日も、学生達と京都幼稚園にお邪魔しました。

前回、私が運動遊びをさせていただいたとき、子ども達はお手伝いの学生たちに興味津々だったので、今回は学生たちに遊びを提案してもらいました。

2グループに分かれて、じゃんけん列車と助け鬼を企画してくれました。

じゃんけん列車は、担任の先生からいつも慣れている曲をピアノで弾いていただいて行いました。

京都幼稚園の先生方のピアノ伴奏はとっても素敵です。

便利な時代になり、スマホとBluetoothがあれば、いろいろな音楽を流すことができますが、音楽が勝手に流れている状態と比較して、先生が子どもの動きを見ながら、それに合わせて伴奏をすることには雲泥の差があると思っています。

今、ここで動いている子ども達に合わせて、音楽が流れることにより活動をスムーズにするともに、音楽のリズムと動きのリズムの掛け合わせを体験できる素敵な時間が演出されるからです。

助け鬼は、バナナ鬼、氷鬼、レンジでチン!などいろいろなやり方がありますが、今日は学生達が作成したオリジナルのルール“ハイタッチ鬼ごっこ”を行いました。

助け鬼は、周囲をよく見て、自分が逃げるだけでなく、友人を救うヒーロー気分も味わえます。最初は、学生達が鬼とヒーローの両方の役に分かれて、子ども達は逃げる役ではじまりました。

途中で鬼を増やし、子ども達同士でも助け合えるルールにすることで、子ども達の優しさもたくさん見ることができる活動になりました。一度つかまってしまったお友達を救うヒーロー・ヒロインがたくさんいて、学生鬼たちを困らせていました。


最後疲れて、終わり~となったら、子ども達がフロアに倒れてみせてくれたので、ワニになったり、ラッコになったり、ライオンになったり、ニワトリになったりしてみました。

ロコモーションというのですが、二足歩行以外にもいろいろな移動方法ができることは、運動の可能性を広げてくれます。

最近逆上がりのできない小学生が増えています。

小さいうちに自分の腕と体幹のかかわり方をいろいろ体験して、将来どんな運動でもチャレンジしたいと思えるからだを育てていきたいです。

以下、参加した学生たちの感想をお届けします。

 

* じゃんけん列車を担当した学生達*

*学生A* 京都幼稚園・附属小学校・京女中学高等学校出身

私は京都幼稚園出身です。建物は改装されていましたが、とても元気な子ども達を見て「自分もこんな頃があったなあ」となつかしい気持ちになりました。じゃんけん列車を担当しました。子ども達への声かけや説明の仕方がわからず。とまどってしまいましたが、じっと一言もしゃべらずに指示を待っていてくれる子どもたちの姿に胸をうたれました。とても元気いっぱいで、優しい子どもだなと感じました。私自身もとても楽しかったです。貴重な体験をさせて頂き、ありがとうございました。

*学生B*

じゃんけん列車は子どもたちもよく活動にあると聞いていたため、ルールを理解してもらっていた分、私たちもスムーズに動くことができたと思います。最初から大きな声で動いてもらえて、嬉しかったです。

*学生C*

楽しく遊ぶことができました。みんなでルールを守って仲良くできてよかったです。また遊びに行きたいです。

* 助け鬼を担当した学生達*

*学生D* 京女中学高等学校出身

最初の説明から子どもたちが静かに三角座りをして聞いてくれたのでとてもスムーズに話すことができました。短い時間でしたが、かわいい子ども達の笑顔に癒されました。また機会があれば、私たちももっと子ども達が楽しめる遊びを考え、一緒に運動したいです。

*学生E*

皆さんと一緒にじゃんけん列車をしたり、鬼ごっこをして走り回ったりして、私自身も楽しみながら遊ぶことができました。最後に“また遊びたい!”と言ってくれて嬉しかったです!また是非遊びましょう~♪

*学生F*

最初から最後まで子ども達が元気いっぱいで、自分もパワーをもらいました。ルール説明をした際に理解できたら、大きな声で「はあい!」と返事をしてくれて嬉しかったです。身体を動かすことが本当に好きな子ども達なのだなと見ていて感じました、また、機会があれば、是非会いに行って一緒に遊びたいです。

以上です!!本当にありがとうございました(^▽^)/

また、機会があれば、3回ゼミ生だけでなく、4回ゼミ生ともお伺いしたいと思っています。よろしくお願いします!